2006年09月01日 23:00 by @スカイ

はじめまして。
お役に立つ情報化はわかりませんが、書き込みしておきます。

【羽胞嚢(胞)腫】

チゴハヤブサ約2歳、野生捕獲個体。
空輸状態が非常に悪く、はじめから羽根を傷めていました(入手時は若でした)
その後、情報の不足から、風切り羽根を無理に抜くという暴挙に出てしまい(後にこれは大した原因ではないと判明しました)
その後の鳥屋でも初列風切が生えてきませんでした。

病院へ行った所、羽胞嚢(胞)腫との診断を受けました。

羽胞嚢(胞)腫には、外傷性、ウィルス性と二種類あり、我が家の鳥の場合は外傷性が疑われるようでした。
同便にて入荷し、羽根を同じ様に傷めていたチゴハヤブサも、やはり風切が生えなかったそうです。
輸入、あるいは捕獲時に原因がありそうです。

上手く皮膚を突き破れるような、丈夫な羽根が生えれば、完治の可能性もあるそうです。
ただ、人間で言う所の毛根が傷んでいる場合は、回復は望めないとの事でした。
我が家の鳥は、すでに羽組織が傷んでしまっているかもしれないとの事。
もう二度と、空は飛べないかもしれません。

ウィルス性の羽胞嚢(胞)腫は、しばしばカナリア類に見られるようですが、猛禽類ではまだ見た事が無いと言う事で、そんなに心配は無いそうです。

羽根の怪我は地味でも一生もの。
骨や羽毛も大事ですが、それが生えている「皮膚」のケアもしっかりしてあげて下さい。

情報を此処に書き込むと共に、何か少しでも羽胞嚢(胞)腫についての情報ありましたら、どうか教えて下さい。

1: 口コミさん : 2006-09-03 09:27
メイさん はじめまして
情報ありがとうございます。どんな些細な事でも事前に知っておけると早めの対処も可能ですので、どんな情報でも大歓迎です。
あいにく私は、羽胞嚢(胞)腫についての情報はもちあわせていませんが、どこからか情報など仕入れましたら、また書き込みさせていただきます。
2: 口コミさん : 2006-09-04 20:51
メイさん、はじめまして。
とても参考になる情報をありがとうございます。

実はうちにいる1羽目のコミミズクも、前の飼い主のところで怪我をしたときに、とあるお店で初列の風切り羽を全部抜かれてしまい、譲ってもらって既に1年9ヶ月が経ちますが、いまだに初列風切り羽が揃わない状態です。

羽胞嚢(胞)腫という症状名は初めて聞きましたので、今度何かで罹り付けの病院に行ったときにでも、詳細を質問してみようと思います。
ただ、現在うちにある「猛禽類、ハト、水鳥マニュアル」という本には、症状名はありませんが、似た症状のことは記載されていました。

・激しい活動や疾病(内部・外部寄生虫を含む)は、羽の成長に影響を与える。外傷、火傷あるいは感染症による羽包の損傷により、以降の羽の形成に異常が生じる。

とのことです。
またその本には、猛禽類の換羽の順序として
・内側から外側の主翼羽
・内側から外側の副翼羽
・中央から外側の尾羽
とも記載されていますので、羽の状態をちゃんと観れる個体であれば、その辺りで換羽の進み具合や状況を判断することが出来そうですね。

羽の変形というのは、過去に生理学的な問題が生じたことを示唆するバロメータで、羽の異常というものは現在の鳥の状態を反映しているわけではなく、羽それ自身が形成されていた時期の健康状態を反映しているとのことなので、飼い主は普段から観察、勉強を心がけないといけませんね。


実は前にとあるお店で「羽? そんなもん、時期が過ぎたら一気に抜いて、次のシーズンには綺麗な羽を生え揃わせればいいんだよ」などと言うことを言われたことがありました。
今回のような症状のこと、また、個体に与えるストレス、その後の影響を考えると、とてもその動物が好きで扱っている人の言葉とは思えませんでした。
猛禽の世界はまだまだ特殊で、「さも上級者に見えるような人」が言ったことは唯一の真実であるような錯覚を起こすこともあると思うので、私のような初心者としては、もっと沢山の情報を集め、皆様にも協力してもらい、それを生かしていけたら・・・と日々考えています。

基本、何か問題が起きたら対症療法になってしまうと思いますが、それも知識があれば普段からの予防でカバーできることもありますからね。
情報は、蓄積され、公開されてこそのものだと私は考えています。
3: 口コミさん : 2007-02-06 19:16
書き込みからしばらく経過した現在
また少し変化がありましたので書かせて頂きます。

チゴハヤブサは三度目の換羽を負え、風切り羽が一枚のみ伸びてきました。
いつも一番良く羽根が生える部分なので、その一枚のみ、正常に機能しているものと思われます(ただし、やはりピシッとした羽根ではなく、所々がヨレております)

風切りが揃わない事により、羽ばたきで発生する風の抵抗がすべてその一枚にかかってしまい
根元より折れる事が数回ありました。
今回もかなり伸びてきて、そろそろ何か対策を考えねばなりません。
フードをかぶせるのはちょっと可哀想な気もするし(別に調教する訳でもないし)
放せる様な小屋も無い……。

現在は繋ぐ環境を、丸いファルコンブロックから、移動範囲の少なめなシェルフパーチに替えて様子を見ております。
(ブロックだと降りたら360度動ける上、バタついた時にまともに羽根を床に叩きつけるので)
パーチと地面の高さも、ジャンプして登れる程度の低さにしました。
羽根がぶつかっても多少悪くないように、全ての木材の角と平面に厚めに柔らかな人工芝も貼りました。

おそらくはこの対処で、周辺の環境整備はほぼ完了と言えそうです。
アイデアが出れば常時取り入れるつもりです。

また、出来たら羽根が揃って欲しいので
常に九分程度の肉色を維持しています。

このような個体は(私の鳥もすでにそうですが)筋力が衰えやすいです。
無理の無いトレーニング(軽いジャンプアップ等)も取り入れると、健康面でも良いかもしれません。
ある程度懐けば、個体によっては九分の肉色でもちゃんとジャンプアップしてくれます。

余談。と言うか、今の想い。

愛鳥との付き合いが長くなるにつれ
勝手に野生から連れて来られた挙句に飛べなくなった愛鳥の姿がとても哀しく見える事が多くなってきました。
私の様に鳥を欲しがる人間がいるからいけないのかもしれませんが
やはり、野生より捕獲して、こちらの都合で飼育させて貰うのであれば
鳥に最低限の礼儀を持って、大事に扱って輸入して欲しいものです。

今後は輸入規制も強化される一方でしょうから増える事は無いと信じていますが
この様な不幸な鳥が減る事を願わずには居られません。
4: 口コミさん : 2007-02-07 14:09
メイさん

>野生より捕獲して、こちらの都合で飼育させて貰うのであれば鳥に最低限の礼儀を持って、大事に扱って輸入して欲しいものです。

まったく同感です。そんな気持ちを持って接している人が何人いるでしょう・・
また経過や変化はどありましたらお知らせ下さい
5: 口コミさん : 2007-02-09 00:03
メイさん、詳しい経過報告をありがとうございます。

メイさん宅のチゴハヤブサは、症状が改善されてきたようですね。
良かったですね。
うちのコミミズクは、あれからまた一度換羽がありましたが、やはり右側の初列が生えてきませんでした。
よく見てはいたのですが、鞘羽すら確認できなかったので、恐らくはダメなのかな・・・という感じです。
本人?は左側の初列があるだけでも短距離が飛べるようにはなっていますが、やはりバランスをとるのが難しいらしく、ヨタヨタしています。
そういう状態で飛んで移動するのが疲れるからか、楽しくないからか、ケージの扉を開け放しておくと、1〜2時間で自分からケージに戻ってしまいます。

狭い部屋ではありますが、他の中型(コミミズク、ヒナフクロウなど)はかなりのスピードで切り返しや切り上がりなどもしているので、こいつも同じように飛ばしてあげたい・・・と思います。

鳥に限ったことではないですが、最近の日本のペット業界・飼育者では、動物を動物ではなく、「単なる愛玩の対象」もしくは「道具」的に見る人は凄い多いと思います。
それは勿論、購入した人の勝手ではあるのですが、そういう人に出会う確率が高くなっていることにとても悲しくなります。
動物にはそれぞれに性格があり、当然意識が存在するわけで、人間の勝手な思惑をどこまで押し付けて、どこまで本来のその動物ではない状態を維持させる気なんだろう・・・と疑問になります。
勿論、鳥を飼育している自分自身も、ジレンマを感じることがしばしばですが・・・
でもだからこそ、出来るだけ本来の姿・性格を、少しでも良い環境を・・・と、日々考えています。

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