2010年09月05日 14:30

丸美元会長ら5人を逮捕、詐欺容疑立件も視野


民事再生中のマンション管理業「丸美」(福岡市)が架空社債を販売したとされる事件で、福岡、熊本など5県警の捜査本部は3日、同社元会長の金丸近容疑者(57)(福岡県志免町別府西3)ら5人を有価証券偽造、同行使容疑で逮捕した。

 同社は延べ約490人に約25億円分の社債を発行したとされ、捜査本部は、同社の経営が破綻(はたん)状態にあるのを認識しながら、架空社債の販売で資金調達していたとみて詐欺容疑での立件も視野に調べる。

 他に逮捕されたのは、元社長宮崎隆(56)(福岡市東区三苫7)、元取締役増永浩一郎(48)(熊本市画図東1)、取締役宮崎増恵(52)(福岡市中央区渡辺通3)、元同社幹部深野修(52)(同市早良区西新1)の各容疑者。

 発表によると、金丸容疑者らは、東京都に本社があるとした架空会社「丸美堺筋本町ビル」が発行する年利10%の社債(1口1000万円と200万円)を偽造。2006年8月と10月、福岡県内の会社役員の男性に、偽造社債十数枚を約1億円で販売した疑い。

 増永容疑者は容疑を認めているが、金丸容疑者は「(架空会社について)社債を発行する時は存在していると思っていた」、他の3人は「知らない」などと容疑を否認しているという。

 社債の募集要項には、「元金は、丸美が全額保証する」などと宣伝。社債には、丸美の公認会計士だった男性の名前や事務所の住所を無断で記載し、法人登記もされていなかった。社債は07年春頃まで販売されていたという。

 丸美は1976年にビル清掃会社として設立。84年にマンション管理事業に進出し、一時、福岡県など西日本地域で約1万8000戸の分譲マンションの管理を請け負っていた。

(2010年9月3日 読売新聞)

1: 口コミさん : 2010-09-05 17:25
紙屑と化した丸美株が今もタンスの奥に…。
笑いのネタか、金融教育の教材位にしか使い途はありませんが。

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