皆さん、初めまして。
私は、現在カナダのバンクーバーに在住しております.
ここバンクーバーでも、かなりの日本人家族がここ数年でグ〜んと増え、同じ環境の方々が多く感じられます.
以前は、バンクーバーで”国際結婚の会”と言うのを立ち上げ、日本の精神科の先生や、今では日本語の出来るいろんなドクターがいらっしゃって、活躍されております.
この会は、残念ながら今はお休みですが、インターネットの発達と共に、世界中の皆と気持ちをシェアできる事ができ、悩みも皆で解決。
一人で困ってしまって、鬱病になったりすることも、少なくなった事と思います.
そこに、私もやっとこうやって参加できるようになり、嬉しい限りです!
私は、ニックネームのごとく、4児の母でございます。
ですから、4人の子育真っ最中。
上から、長男13才、次男11才、三男10才、長女3才、の順です.
言葉においては、はい、主人はカナダ人ですので、主に英語です。
長男は、やはり私の手で殆ど育ちましたので、幼稚園までは日本語の方が殆どでした.
ビデオも、日本語の方が喜んでみておりましたので、安心しておりましたが...次第にそれも変化して行きました.
学校へ上がったとたん、日の半分は英語の世界でしたので、おかしな物で、子供なりに人を分けてみていたんでしょうネ!!
黒い髪の方には、日本語で話しかけ、ブロンド、ブラウンなどその他の人には英語と使い分けていたようです.
しかし、ここバンクーバー、他国民族の集まりですので、黒髪といっても、日本語が通じるとは限りません。
子供もも、そこを考えたようです.
だんだん子供が大きくなってくるに従って、特に学校から帰ってくる時は、自分を切り替えるのが大変のようでした.
学校から帰ったばかりは、「ハ〜イ、マム!!」と、英語が出てくると自然に英語が流れ、「お母さん!」とでると、自然に日本語が出てくるようでした.
それから私は、主人は英語ですが、余り英語が得意とは言えず、子供達にはいつも、「お母さん、英語しゃべれないからネ〜.」と、いってありました。
が、ある日、子供が「お母さん、英語しゃべれないって言ったのに、お父さんとは英語でしゃべってるじゃない!!」と、いってきたのです。
其の疑問をきっかけにでしょうか?
私の苦手な英語を認めてくれて、嬉しい様なでしたが、私が英語が出来ると思った瞬間から、今度は殆ど英語で話す様になってきてしまいました.
私は、日本語で話しかけ続けましたが、次第に三男と、日本語には乏しくなって行き、話しかけても分かっていない。
英語で話すしか、会話が出来なくなってしました.
子供同士も、会話は英語と言った形です.
日本語学校へも通ってはおりますが、これを続けるのもかなりの根気です。
やっぱり、日本語はなかなか難しいようです。
英語の方が簡単で、以前は、家族の会話が日本語で、子供達がジョークを言っても、主人は分からず、子供達は主人を笑っていたんですが、今では、すっかり英語も私を超え、「お母さん、英語あまり上手じゃないから...」と、ショックのようなです。
私自身が逆転、がんばらねば!!です。
せめて、”日本のおじいちゃんおばあちゃんと話せる様に...”と、がんばっておりますが、この夏10年振りにカナダへやってまいりましたが、3歳になる長女は、お兄ちゃん達の英語にどっぷり浸かり、私の日本語は理解する物の、返ってくる言葉は英語と、時には、私の言った言葉をしっかり英語に直して言い返します.
こんな言葉のやり取りで、「おじいちゃん、おばあちゃん。」の言葉こそはっきりいえるようになったもののも、私の両親は其の言葉しか分からず、かわいい言葉を言ってる孫を見ても、分かってあげられない、ぎこちなさがなんとも言えませんでした.
三男は、日本語学校も幼い頃は、上の二人とは違って、”日本語大嫌い!!”になってしまい、一時は同日本語学校を続けるか、悩みの種でした。
先生方にもよりますし...日本と同じ教え方で日本語を教えても、ハーフの子供達には、上手く行かない事もあります。
学校でも、今、母親同士協力しあって、何とか皆でがんばろうと話し合ったり協力しております.
と、只今、子育奮闘中です!!
日本語に限らず、その他いろんな、海外と日本との違いで、いろんな体験談あります。
思わず、一気に書いてしまいました.
また、興味のある方、皆で触れ会えたら嬉しいです。
なが〜くなりましたが...。
皆さんも、がんばってくださいネ〜!!!
2005-11-02 04:27