はじめまして。
ケニア在住ですが、ダンナは日本人の日本人家族です。もうすぐ5歳の息子と4ヶ月の娘がいます。
私の愛読漫画、高橋由佳利さんの『トルコで私も考えた』に、トルコ人の旦那様との間に生まれたご長男のことで同じようなことが書いてありましたっけ。由佳利さんは日本でご出産。生後5ヶ月でトルコに戻られた時のことです。
お義母さん「そろそろ離乳食だね。」
由佳利さん「ええ、最初は果汁やおかゆで練習しています」
お義母さん「だーめだめ、そんなんじゃ腹の足しにならないよ!」
と言って、パンをトマトスープ(もちろんオリーブオイル入り)にひたしたものや、甘いビスケットをヨーグルトで柔らかくしたものを食べさせようとした。日本では最初の離乳食は腹の足しにするのではなく、おっぱい以外のものに慣れる練習だと習ったのに・・・と書いてあります。
「義母だけかと思ったら兄嫁まで。しかもバナナに蜂蜜(1歳まではダメ)をかけたり。もう何でもありのトルコである。」
「息子はお砂糖なしのトルコのヨーグルトを喜んで食べたけれど、お義母さんは『あっ、あんまり食べてないよ、お砂糖入れようね』と言うので『いえっ、食べてます!』と滞在中の数週間ずっと攻防戦を繰り広げた。」
「手抜きをしたい時には私もヨーグルト・ビスケットを食べさせた。だって腹持ちが良くて良く寝てくれるんだもーん」
そして由佳利さんはやたらに油ものが好きで、頭痛がするほど甘いデザートが大好きなトルコの人について、「この人たちは赤ちゃんの時からこうやって甘いものや油ものを食べてきたのだ。トルコ人についての何かがスッキリした私であった。」と締めくくっています。(今その本を人に貸しているのでうろおぼえですが。)
bisouさんの住むギリシャとトルコは近いですよね。似ています?
ここケニアではマンゴーやパパイアをすりつぶしたものが最初の離乳食に与えられるようです。
ケニアのママ達は「強い子が病気をせずに生き残れる←大きい子が強い←赤ちゃんは大きく育てる←早く大きく育って欲しい」との思いからか、ずいぶん早くに離乳食を始めるようです。昔の日本と同じですね。
でも娘を産んだケニアで一番贅沢な病院の小児科の先生(たぶんインド・中東系の初老の男性医師)は、予防注射に行った時、「昔は4ヶ月で始めましたが今は6ヶ月です。注意点はこれこれで・・・」と、日本の育児書と同じようなことが書かれたプリントをくれました。第二子ではありますが、とっても安心しました。
私の考えを述べさせていただきますと、日本だろうと海外だろうと、同国間結婚だろうと国際結婚だろうと、先進国だろうと途上国だろうと、育児でママが不安に思うことは止めた方がいいと思います。
理屈ではない「第6感」ってあると思いませんか。特に女性は。特に特に子供のいる女性は。
それに子供さんも、住んでいるところはギリシャで半分はギリシャ人でも、残り半分は日本人ですしね。
お家で手作りしてあげたいのであればそれが一番ですよ。
私の場合は本にある通り、アレルギーを起こさないかどうか一品ずつ慎重に進めました。最初は炭水化物、次に野菜・果物、最後がたんぱく質、だったかな?おかげで乳製品と大豆製品を食べてブツブツが出た時にすぐわかってよかったです。(今は何でも食べています。)
お腹を痛めて産むのがよしとされる国もあれば痛み止めどころか麻酔もありの国もある。ママが離乳食や普通の食事を作る国もあれば作らない国もある。このへんは文化の違いですよね。
採血だって本当に必要がなければ嫌〜。私は子供の予防注射だって本当は嫌ですよ〜。
2007-10-18 18:20