2007年10月16日 02:21
独り旅の場合 旅を成功させる鍵の50%は行き先の選定 
30%は装備の選定 残り20%が運と言ったところだろうか

今回は旅券の期限切れで行き先が限定された結果 
今夏は多雨寒冷の北欧しか行けず まず行き先の選定で躓いた

装備については まずカヤックは静水の湖という事で 
衝撃には脆いが軽量のFRP製の高速艇を使用した
テントは 短期間ということでツェルト式簡易型テントを使用
一言でいえば 人家のあるスエーデンの湖を漕ぐという事で
軽装で行ったのがもう一つの躓き

条件の設定や選定を誤ると 思わしくない結果になるのが 
アウトドアーの常 そして自然の審判には容赦が無い 

今回の旅では 自然の審判長からレッドカードまでは行かないが 
イエローカード位もらったかな (笑)  

さて話を旅に戻そう

日も暮れて来たので接岸するも 崖でカヤックを陸上げ出来ない
(左端の画像)

ホワイトウオーター用のポリエチレン製カヤックなら
少々岩や流木にぶつかっても壊れることは無いが
FRP製のカヤックでは船艇に穴が開いてしまう
仕方が無いので立ち木にカヤックを宙吊りにする
(中央の画像)

そうして崖の上にテントを張り 寝袋に潜り込んだのだが
夜半から雨が降り出し 夜中には豪雨

今夏の北欧は異常気象で7月の一ヶ月間に
一年間の降雨量という所は多く
冠水など水害が多発している状況

おかげでテントは雨漏り 完全防水の寝袋も水浸
こうなるとゴアテックスの雨具も役に立たない
気温は16度以下まで下がり水に濡れた身体から体温がドンドン奪われる

低体温症の危険が出てくるのは 気温16度から13度以下
水に濡れて居ると云う事で危険度はなおさら高い
事ここに至っては旅を中断する以外にあるまい

雨がようやく小降りになったのでウエットスーツを着て
カヤックを見にいって愕然とする
昨夜からの豪雨で湖が増水して 
立ち木に吊り上げたカヤックが水没しているのだ
(右端の画像)

川や湖が増水すると勢いのある水流も怖いが
濁流のなかに無数の流木が流れて居るので
流木が身体に当たってダメージを受ける危険もある

カヤックを放棄するか 
水没したカヤックを独りで崖の上まで引き上げてレスキューできるのか

(続く)

レス

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